日本最初の「ホームページ」公開中

2005年12月04日 12:10

インターネットイメージ今や日常生活に欠かせないインフラになったインターネット。だがそのインターネットの歴史は意外に浅い。日本国内から最初にインターネット上のウェブサイト(ホームページ)が公開されたのは今から13年前の1992年9月30日だという。つくばビジネスネットワークと茨城県インターネットフォーラムにより、その当時のホームページなど貴重な資料がデータとして保管されている場所が【日本最初のホームページ】である。

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上記サイトでは、【1992年9月30日に茨城県つくば市にある文部省高エネルギー加速器研究機構 計算科学センターの森田洋平博士によって発信された】日本最初のホームページを再現したものの他に、発信した森田博士の紹介、WWW開発者ティム・バーナーズリー博士の紹介、WWW(World Wide Web。ワールドワイドウェブ。インターネットなどで用いられる表示方式の仕組みのこと)黎明期の歴史、日本・世界最初のサーバーの紹介など、インターネットの歴史を垣間見ることができる。

ちなみに日本最初のホームページでは<HTML>や<BODY>などはなく、画像無しのテキストオンリーのシンプルなもの。ある意味では、一時期流行ったテキストサイトの祖ともいえるだろう。

今やテキストはもちろん、画像や音声までをもさまざまな方法によって、さらにパソコンだけでなく携帯や音楽端末など多種多彩な対象に配信できるようになったインターネット。その歴史を振り返る場があることは非常に有意義といえるだろう。後世になって歴史や事実を捏造されたりいわれのない批判や起源を主張されることのないよう、このようなプロジェクトは積極的に支援すべきであると思われる。

※今記事は読者からのお知らせによりソースを知ることができました。ありがとうございます。

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