米EA、携帯電話向けゲーム大手会社を買収
2005年12月15日 19:00
【NIKKEI NeT】によると、ゲームソフト開発会社の最大手アメリカの【エレクトロニック・アーツ(EA)】が携帯電話向けゲーム制作大手のアメリカ【ジャムダット・モバイル】を買収することが明らかになった。買収総額は6億8000万ドル(約800億円)。携帯電話ゲーム市場は世界的に高成長が見込めることから、買収で携帯電話市場向け事業を強化するという。
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記事によればEAはジャムダットの買収完了後、EAの人気シリーズ『ニード・フォー・スピード』や『マッデンNFL』を含む50作品以上のゲームを携帯電話向けに発売(提供)するという。EAではこれまで携帯ゲーム向けゲームについては制作会社とライセンス契約を結んだり独自開発をしてきたが、市場の成長スピードをにらみ、大手の買収により対応しようという狙いのもと、今回の買収劇となった。
日本のEAはどうなのだろうか? そのままベタ移植というわけにもいかないだろうし、ニーズのマーケティングも必要不可欠。日本は日本で独自に対応するのだろうか。パソコンやゲーム機向けのゲームをそのまま携帯に移植再現するのは事実上不可能なので、要素を抽出し、「それらしく」見せつつ、携帯ならではの要素を追加し演出する必要がある。
日本のEAにも適切な対処を期待したいところだ。幸い、ジャムダット・モバイルには日本支社もあることだし。
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