記事によれば「Clusty.jp」は日本経済新聞、読売新聞、朝日新聞などのニュースの他に、ウィキペディアやメタサーチエンジンなどの検索結果を表示できる。これだけなら他の検索エンジンと何ら変わるところはないのだが、「Clusty.jp」の特徴としては、検査結果を単に一覧表示するのではなく、概念が同じものをカテゴリー別に分類して表示し、ナビゲーションの効率性を推し量ろうとしている点がある。

単純に検索対象キーワードを知りたいのなら通常の検索エンジンで十分だが、その内容についてどのような方面から知りたいのか、どの面に着目した記事を探したいのかなど、ある程度突っ込んだ検索を行いたい場合には非常に便利。表示されるカテゴリーもサブカテゴリーまで検索されるので、「Clusty.jp」で調べた段階である程度掘り下げたリサーチが可能となる。

情報の更新性と取得ページの幅広さ(そして精度)が高まれば、あるいは大化けする可能性を秘めた検索エンジンといえよう。下手をすると他の大手に模倣されるかもしれないが……。