情勢の変化とは、すでにご存知の人も多いと思うが、【デジタルアライアンス】が行っていた同様のサービス「LINE TOPICS」に対して読売新聞東京本社が「記事の見出しをネット上に無断配信された」として損害賠償などを求めていた件で、10月6日に知的財産高等裁判所が「記事見出しについて著作物性は認められないとしながらも、デジタルアライアンスが行なった記事見出しの無断配信は不法行為にあたる」とし、24万円ほどの損害賠償を命じたもの(使用差し止め請求や不正競争防止法違反行為、著作権侵害については認めなかった)(【参照記事:INTERNET Watch】)。

「夕刊フジBLOG」の今サービスでは「更新の手間無く同サイトの記事の最新見出しをサイトに、希望すればカテゴリー別に掲載できる」というもの。上記の知的財産高等裁判所の判決によって、既存サービスの利用にしり込みしてしまった人もいるのではないかということから、カテゴリー変更とも相まって再告知を行ったものと思われる。なおこのサービスの提供理由としてサイト側では

と現状を踏まえた分析とその結果から導き出された結論と位置づけている。

利用には所定の手続きにのっとった申し込み(サイト上から)が必要になる。多少の面倒くささは否めないが、自己サイトやブログに彩りを添えたい人は利用を考えてみてもよいだろう。