「あどぶいら」? SEOコンテスト開催

2005年12月02日 08:35

【芸能人トラックバックセンター「ゲイトラ」】において、対GoogleのSEOコンテストが開催中である。特定のマイナーキーワードを用いてその言葉で検索された際により上位表示されることを競い合うもの。対象となる検索エンジン独自のクセや、全般的なSEO対策などの腕が「実践的に」争われることになる。

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このようなコンテストで有名なのは「ゴッゴル」というキーワードを用いた【Su-Jine】によるコンテスト。その様子は「ゴッゴル祭り」と呼ばれ、『ネットの中心でゴッゴルと叫ぶ?』なる書籍まで発売されることになった。

滅多に使われない言葉、あるいは造語を用い、いかに検索されるかを争うあたりは「検索エンジンの仕組みを逆手にとった遊び」ともいえる。今回のキーワード「あどぶいら」にしても、主催ブログが利用している場所の「ライブドア(らいぶどあ)」を逆さに読んだだけのものだが、開催当時は対象となるGoogleにおいては1件も表示されていなかったとのこと。

上位表示をされるようになるためには、各種SEO的テクニックが必要となるだろう。もちろんスパム行為は禁じられているので、正当な手法の中で腕を競い合うことになる。

例えばキーワードの「あどぶいら」をコメントタグで山ほど記載したり背景色と同じテキスト色で表示して一見何もないように見せたり(昔よく使われていた手法)、意味の無いリンクや説明タグ(altなど)で「あどぶいら」を用いるなどは禁止事項。

また、【究極のSEOかそれともスパムか……あるサイトの場合】で例に挙げたようなサイトの構築も難しい。つまり「あどぶいら」をスパム的に次々とテキストベタ打ちしただけのサイトは却下となる。

ちなみに、現在主要検索エンジンで対象キーワード「あどぶいら」を調べてみると……

【Googleで「あどぶいら」】
【MSNで「あどぶいら」】
【Yahoo Japan!で「あどぶいら」】

MSNだと、対象キーワードの「あどぶいら」がバラバラに展開されて検索されてしまうらしく、無茶苦茶な結果が出る。

ともあれ、開催期限の来年2月28日までに、どこまで検索対象ページが増えていくかが楽しみ。

対検索エンジン対策は「試験勉強」に似たようなもので、高度な駆け引きが必要になる一方、成果が具体的に見えるのが楽しいところ。また、さまざまな研究ができるのも良い。

しかしそれにしても、キーワードとなる「あどぶいら」のなんと読みにくいことか(苦笑)。もう少し何とかならないものだろうか。「あぶどいら」と間違えそうになるし……。


※参加条件として下記を明記する必要があるとのことで、記述しておく。

第一回「ゲイトラ」SEOコンテストに参加中!
詳しくは、芸能人トラックバックセンター「ゲイトラ」


(最終更新:2013/09/19)

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