記事によるとこの豪華おせち料理は東京都練馬区の【シュウ】が販売・関連会社の高級かっぽう料理店【日展】が製造する。シュウの会長曰く「肥満や虫歯の原因となる砂糖は使わず、犬が好む食材を組み合わせて仕上げました。五万円は決して高くはない」とのこと。

納められている料理の具体的内容は次の通り。

愛犬用おせち　三の重

当初この料理は12月15日までの予約受付だったが、本日25日まで受付を延長するとのことである。商品自身はクール宅急便の冷凍パックで届けられるので、自然解凍の後「お犬さま」に差し上げるそうだ。なお料理の他に、ご主人様向けに「犬型日本酒ボトルの吟醸酒:若戌」もプレゼントされるという。

なお小型犬向けとして、二の重タイプ(3万円)も同時発売されている。

ペットを可愛がりたいという気持ちは分かるし、金額の大きさが愛情の大きさに直結するという考え方もあるだろう。また、家族同然のペットにどれだけのお金を費やそうと、それは個人の自由に他ならない。ただ、やはり個人的には「犬将軍でもあるまいし、人間さまでも食えないようなこんな豪華なものを……」という嫉妬心が湧き出てくることを否定することはできない(苦笑)。

ともあれ、ペットが幸せそうならそれはそれで良し、ということなのだろう。きっと。