記事によればライブドア側では「時価総額世界一を目指すためには、内部留保の充実は欠かせない」とし、2000年4月の上場以来一度も配当を出していない。今回の株主提案に対しても同理由から反対を表明、無配の継続を提案している。

今回の定時株主総会では、ライブドアそのものが2005年9月期の連結決算で、税引き後利益が154億円と前期比で4.3倍ほどの高収益をあげたために株主らからも配当を求める声があがったという。

また今回の総会では、ライブドア側が発行できる株式総数を現在の2.7倍に引き上げる議案も提出する。「機動的な資金調達が目的で、買収防衛策ではない」と説明している。

発行総数を増やすということは「配当の代わりにまた分割します」とでも発表するつもりなのだろうか。