姉歯事件の余波で2社が上場中止

2005年12月06日 12:50

【Fuji Sankei Business-i】によると、マンションなどの耐震強度偽装問題で、不動産開発会社2社の株式上場が中止された。姉歯建築士の関係する物件を所有しているわけではないが、検査体制の再確認が必要になったためとしている。

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上場を中止した2社は、12月14日に上場予定していた低層集合住宅開発のリビングコーポレーションと12月21日上場予定だったアメリカ不動産大手系で地域分散型のJ-REITのLCP投資法人(【リビングコーポレーションの中止発表リリース、PDF】)。

リリースによると、両社とも今件における問題(検査体制の再確認など)が解決したら、再度上場の申請を行うとしている。

建設業界への不信感と業界内の動揺はここまで進んでいる、という表れだろう。もちろん業界内でも「しかるべき」ところは信頼され、事件後株価を上げているところもあることを示しておく。

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