米アマゾン、クリスマス商戦の販売1億件を突破

2005年12月27日 19:10

インターネットイメージ【NIKKEI NeT】によるとネット小売業最大手で日本でもお馴染みの米アマゾン・ドット・コムは12月26日、クリスマス商戦期間の販売数量が過去最高の1億800万件に達したと発表した(【プレスリリース、英文】)。1日あたりの最高件数は360万件を突破、前年水準を28.9%も上回ったという。

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リリースにはさまざまな興味深いデータも掲載されていて、例えば

・全世界で99%の注文が指示通りクリスマスまでに商品を届けることができた
・ピーク時には1日で270万アイテムを出荷した
・11月25日から12月22日までの間に60万件のプレゼント用カードを受け付けた
・米アマゾンで売られたテントをすべて重ねたら、その高さは3万フィートを超え、エベレスト山よりも高くなる
・もっとも高い買い物は9万4000ドルのペアのダイヤモンドのイヤリング
・今年はゲームが大変売れていて、特に売れたのはゲームキューブ用『マリオパーティー7』やパソコン用の『シヴィライゼーションIV』『エイジオブエンパイヤ3』だった。
・ハードウェアではゲームボーイアドバンスSPのパールブルーや、PSPのバリューパック、ニンテンドーDSのブルーバージョンが良く売れた。


など、アマゾン・トリビアとして1コーナー作れそうなくらいの事例と傾向が掲載されている。機会と英語力のある人は全部を読んでみると、色々つかめるかもしれない。

一時はどん詰まりだったアマゾンも、スケールメリットの勝利を確信して突き進むことで、何とか起死回生を得ることができた。ネット業界では一度ターニングポイントを迎えられれば、あとは爆発的な成果を期待できることが多い。アマゾンもその好例といえよう。

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