発表リリースは次の通り。

ということで先の報道はほぼ事実ではないことが明らかにされたわけだが、報道から否定まで半日もかかってしまったのが少々気がかり。

それ以上に気になるのは、もし「一部報道が事実ではな」のが事実だとすれば、なぜこのような報道がなされたのだろうかということ。元記事によれば情報源は「TBS関係者」とあるが、その「関係者」とは本当の関係者なのかどうかがまず問題になる。もし関係者であるとするのならその情報を「本当だと思って報道機関に流した」のか、それとも「意図的に虚実を流したのか」ということになる。あるいは関係者でなくとも、同様の選択肢は考えられる。または単純に記者らのケアレスミスかもしれない。

ただ、発表リリースを深読みすると「5％未満の」保有は否定していないので(そもそも10月末の段階での0.52％保有は報告済み)、現在の保有数はもう少し増えているのかもしれない。

【楽天(4755)】はTBSの質問状の回答として数値的な質問にはあまり明確に回答せず、まるで残響音のように何度も繰り返して「会いたい会いたい」と主張しているという話もある([このリンク先のページ(tbs.co.jpなど)は掲載が終了しています])。切羽詰ってきた楽天と【TBS(9401)】間の抗争はさまざま情報戦が展開する、魑魅魍魎が跳梁跋扈する状況になりつつあるのかもしれない。