すでにインデックスはTBSなど放送局4社などから出資を受けるなど、特に得意分野のモバイル分野における連携強化を推し進めている。TBSの心中としては、同じ「ネットと放送の融合ビジネス」を模索するなら、(感情論は別にしても)他放送局との兼ね合わせ楽天よりも組しやすい相手と判断するのも無理はない。

またインデックスの落合会長は、今回の楽天側の経営統合提案については「非常にまずいやり方」「焦りすぎだ」とその手法を批難。自らのやり方のように「一つ一つの事業から連携した方がよかったのでは」とした。

かつてプロ野球球団の買収問題が世間を騒がせた時、表現は悪いが【ライブドア(4753)】がついた餅を楽天が頂いた形となったのは記憶に新しい。今回も餅をたいらげようとしたものの焦るあまり、いつの間にか楽天が餅をつく側にまわっているのかもしれない。