「姉歯事件」で木村建設、破産手続きへ(追記記事あり)
2005年11月24日 07:45
【Mainichi INTERACTIVE】によると、姉歯建築事務所に構造計算を依頼していた木村建設が11月23日、破産手続きに入る方針を固めた。木村建設は【11月21日に不渡りを一度出し事実上の業務停止状態となっていた】。
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今回の事件で木村建設では信頼性を失い、今後の受注の見込みも少なく、民事再生法による経営再建は困難と判断したという。また一部報道によると、偽造問題が連日報道されたことで取引銀行が一部の債務の返済を要求、資金繰りが悪化し、手形決済が不能になったとのこと。負債総額は約138億円。予定では本日木村社長が記者会見して破産手続きを表明するという。
なお木村建設に設計及び施工を依頼している【シノケン(8909)】からは、今件に関する反応はまだ無い。
※追記記事:11月24日の記者会見で木村建設社長は、早ければ今月中に自己破産を申し立てる方針を明らかにした([このページ(Sankei Webなど)は掲載が終了しています])。
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