たかが芋、されど芋。ファーストフードのフライドポテト研究
2005年11月06日 04:00
【DailyPortal】において、主要ファーストフード店のポテトの徹底比較が行われている。添え物、「ついでに」「せっかくだから」と、カレーにおける福神漬けやお弁当でのお新香同様、脇役扱いを受けているフライドポテトだが、各店舗におけるこだわり・違いが明らかにされている。
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記事では主観を除外するため、味や新鮮度は比較対照から外し、オーダー時間や温度、本数、長さなど、数値として明確化できるものを項目として選択。合計8社について、実際に購入したフライドポテトを並べた写真と共に、データが掲載されている。正確を期すには抽出回数を増やす必要があるだろうし、オーダーした時間帯も一致させないといけないのだが、専門の研究機関が行ったものではないので、それは誤差の範囲内ということで。
各種結果は上記記事を参照して欲しいが、中華まんやおでん、ピザなどと並び、気軽に食べられるファーストフードのアイテムであるフライドポテトの奥深さを改めて感じさせられた。おなじフライドポテトでも(コストパフォーマンスは別として)、味わいは店舗それぞれで多種多彩。個人個人の好みで店舗をチョイスするのが一番だろう。
なお「ポテトフライ」は和製英語(フランスなどでの俗称という説もある)なので、海外では通じない。「フライドポテト」あるいは「フレンチフライ」ならOK。またイギリスでは魚のフライとあわせた「フィッシュ・アンド・チップス」がビールのつまみなどで有名。
余談ではあるがずらりと並べられたフライドポテトの写真を見て、【ハンバーガーショップで学ぶ楽しい統計学──平均から分散分析まで──】を思い出してしまった。どうせならこれくらいまで分析してほしかったが、それは無理か。
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