デスクトップがブックマークでいっぱいな人に。ブックマークをしないコツ
2005年11月05日 17:00
【FPN】において「ブックマークをしないコツ」と称し、「やろうとしてとりあえず置いておいて、いつのまにか放置してしまう」という状況への対処法が書かれている。何もブックマークに限ったことではなく、例えば新聞の切り抜きやビデオ・レコーダーへのテレビ番組の録画取り置きも似たようなものかもしれない。
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記事には「後で読もうと思っていたブックマークはたまる一方だが読む時間がない。小休憩の時間にはそれらを読むべきなのに、さらなるブックマークを増やすばかり」ということが書かれている。新聞の切り抜きや録画と違い、物理的な場所をとらないサイトのブックマークは、より一層傾向が強い。ちょっと振り返ってみると、何でこのようなサイトにチェックを入れたのか自分でも分からなかったり、サイトそのものが何らかの事情で閉鎖されていたという経験もある人は多いだろう。
この解決法としては名著『仕事は楽しいかね』からの引用をヒントにしている。曰く、
1つは、
“適切な時”とか“完璧な機会”なんてものはないということ。
これは <この場で> <ただちに> 始めるということだ。
もう1つは、パッと浮かぶ考えはたいてい使い古されたものだし、パッと浮かんだわけではない考えの多くもやっぱり使い古されたものだということ。とどのつまりはこういうことだ、<一か八かの掛けをしないなら、チャンスなど1つもない>
結論としては「後回しにせず、今すぐやってみる」ということ。
「まかぬ種は生えぬ」という言葉にもたとえられるし、戦記小説作家佐藤大輔氏の著書でもよく使われる言い回しなら、聖書の聖マタイ伝にある「汝為すべきことはすみやかに為すべし」ということなのだろう。
個人的には「資料をためて後に思い返すときに使う」ことが多い性分なため、どうしてもブックマークを溜め込んでしまう傾向がある。案の定、デスクトップはブックマークだらけ。とはいえ、やはり単にサクサクとブックマークをするだけではなく、一度熟読して「保存すべきか否か」の判断をその場でするように努めたいと思う。
(最終更新:2013/09/20)
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