Google、サイト運営者向け広告配信システムGoogle AdSenseに紹介プログラム導入
2005年11月05日 08:59
【Google】のサイト運営者向け広告配信システム「Google AdSense」に、11月5日から紹介プログラムが追加された。これは既存のGoogle AdSense利用ユーザーのサイトに紹介プログラム用のバナーを設置し、新規の利用者へ同システムの紹介や勧誘をおこなうというもの。
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Google AdSenseはGoogleが提供している広告配信システム。Google独自のコンテキストマッチ技術(単なるキーワードの相違だけではなく、ページそのもののコンテキストやコンテンツ、語句の出現頻度やリンク状態、フォントサイズなどさまざまな構造を解析してページ内容などを判断し、表示する広告を最適化するもの)を用いたもので、利用者はページの内容毎に広告のタグを選んで切り貼りすることなく、一定のタグを埋め込むだけで自動的に「内容にもっとも適すると思われる広告」がページ上に掲載される仕組み。
内容に連動・関連する広告を利用者がいちいち選ぶことなく最適化された広告が自動選択され表示されるので、同じようなスタイルで多数のページを掲載するブログなどで特に用いられることが多い。実際、その管理の容易さはもちろん、ページ内容とマッチした広告配信がされることでページそのものの充実にも一役買う利点が受け入れられ、大手出版会社・法人サイトをはじめ、規模の大小を問わず多数のサイト・ブログで採用されている。
今回開始した紹介プログラムは、このGoogle AdSenseのシステムをより多くの人に知ってもらうために開始されたもの。該当する紹介バナーを経由してGoogle AdSense新規登録がなされてその登録者が一定の条件を満たすと、紹介バナーを設置した側が一定のメリットを得られることになる。
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