ゼンショー(7550)、キムチ関連商品販売を一時的に休止へ
2005年11月05日 13:30
牛丼チェーン店【「すき家」】などを経営している【ゼンショー(7550)】は11月4日、先日の韓国産キムチに「問題」があった店で、該当する業者から現在に至るまで一度も取引をしていないものの安全に万全を記すため、一時的にキムチ関連商品を休止することを明らかにした(【発表リリース、PDF】)。
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リリースによれば今回の休止措置についてゼンショーは、
このたび新聞等にて、日本に輸出している韓国のキムチ業者502 社の内、16 社の製品に問題があったとの報道がなされました。当社では、これら16 社との取引は、過去も含めて一切行っておりません。
当社では現在、お客様に安心してお召し上がり頂くために、すき家の安全基準に基づき、全てのプロセスにおきまして再度確認を行っております。安全確認を行っている間は、キムチ関連商品の販売を一時休止させて頂きます。
としており、寄生虫の卵が入っていると確認され「問題」とされた業者との取引は無いが、顧客の不安を払拭するため、自社で再確認を行うと共に、それが済むまで販売を中止することとしている。
多少の機会損失が発生するとしても顧客の立場から物事を考え、それを実行するゼンショーの今回の対応は、先の【すき家、米国産牛肉使用は当面見合わせを表明】 の件とあわせ、評価すべきものといえるだろう。
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