円相場、2年3か月ぶりに118円前半。一方TOPIXは5年ぶりに1,500台へ
2005年11月07日 12:21
週明けの東京外国為替市場の円相場は、アメリカの金利先高観を背景に円を売ってドルを買う動きが先行し、1ドル118円台前半での取引が続いている。一方、TOPIX(東証株価指数)は景気の見通しの明るさからか一時1,500台を突破している。
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ドルが118円台に突入したのは2003年8月以来の2年3カ月ぶり。アメリカの失業率改善や金利の先高感などから、ドル優勢の雰囲気となり、ドル高が進行。日経平均は軟調だが、TOPIXは一時5年1か月ぶりに1,500台を回復している。日経平均の下げにしても、利益確定による一時的なもので、下げは限定的であるとする向きが強く、出来高の水準の高さもそれを裏付けるものとなっている。
もっとも直近で指標を引っ張ってきた鉄鋼などの値動きは鈍い。
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