コナミ、WFP作成の食料援助体験ゲーム『FOOD FORCE』日本語版作成
2005年10月12日 07:11
コナミは国連世界食料計画(WFP)作成の飢餓救済や人道援助をテーマにした体験型ゲーム【FOOD FORCE】の日本語版制作について、WFPとパートナーシップを締結、同ゲームの日本語版を制作することを明らかにした(【発表リリース】)。同ソフトはリリースでは10月中旬からコナミのオンラインサイト【http://www.konamionline.jp/】で無料ダウンロードができるようになるとのこと。
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『FOOD FORCE』はさまざまな災害(干ばつや内戦激化)で食糧危機が発生したインド洋の某島に、効果的に食料支援を行うというゲーム。単純に食料を運べばそれでおしまい、というわけではなく、事前の調査や食料の調合、調達や運搬、さらには復興支援まで手がけねばならないという、リアリティの高いシステム。現実度の高い仕組みを導入することで、食糧問題の難しさや現地で働くスタッフの大変さを知ってもらおうという試みもあるようだ。
コナミは「食料問題への理解と関心を深め、飢餓と戦う結束を強める機会をつくりたい」というWFPの主旨に賛同し、ゲームソフト制作のノウハウを活かして今回の日本語版作成という点から協力することにしたという。
4月に英語版が登場した際には日本語版の登場を待ち望んだものだったが、よもやコナミが日本語版作成に協力し、10月にもダウンロードできるようになるとは夢にも思わなかった。このようなアクションはもっと大規模に喧伝しても良いと思し、特に教育機関に対して積極的にアプローチすべきだろうが、どうだろうか。
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