USEN(4842)、光高速通信の加入増で営業利益69%増、横浜球団の資本参加にも意欲的

2005年10月21日 06:31

株式イメージ有線放送最大手のUSEN(4842)は10月20日、都内で決算説明会を開き、2005年8月期の連結営業利益が前年同期の69%増の約95億円になったことを明らかにした。光高速通信サービスの加入者像が寄与したもよう。ただし目標の100億円にはわずかに届かなかった。またこの説明会において同社社長の宇野氏は横浜球団の資本参加に対して前向きに検討していることを述べた。

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宇野社長はプロ野球球団は動画配信事業にとっては有益なコンテンツであり、「一方的」としながらも「横浜とは資本関係や経営に近い環境を構築できればいい」と考えを語ると共に、現オーナーであるTBS(9401)の意向などは把握できないないので、あくまでも環境が整わないと買収には乗り出せないことも強調した。

先にソフトバンク(9984)関連でが【「世紀の決戦ソフトバンク対ロッテマリーンズ戦のネット中継に56万件アクセス」】でも明らかな通り、プロ野球球団の取得は知名度を上げるたけでなく、動画配信事業には視聴者数の増加などさまざまなメリットを与えうる。「渡りに舟」という言葉が適切かどうかは微妙なところだが、USENにしてみれば状況次第では横浜ベイスターズを買いたいと思うのは当然のことだろう。

状況が動き、具体的な買収問題に話が進展すれば、昨年同様以上にプロ野球の再編成問題にも拍車がかかるに違いない。

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