ビールを飲んで株式の仕組みを体験学習しよう!?

2005年10月31日 21:00

ビール証券イメージ【DailyPortal】において、ビールを飲みながら株式の仕組みを実体験で学べる場所が紹介されていた。この場所では株式の価格が決定するのと同じシステムでビールの価格が変動するのだという。

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その場所とは、ドイツ大使館の隣で開催されている【ドイツ体感スクエア】というイベント会場。会場名の名前もズバリ「ビール証券市場」。公式サイトの説明は次の通り。

注文するビールの価格が株式相場と同じように変動する、新しいビアレストランです。

店内に用意されたドイツビールの価格を決めるのは、ビアホールに来るお客様自身。「買い注文」が多いビールは値が上がり、少なければ下がるシステムです。注文が集中すれば価格の上昇は青天井。注文するタイミングで価格が決定しますので、ビールが運ばれてくる間に価格が下がってしまうかもしれません。逆に、ビールが届いた時に値が上がっていれば、得をした気分になれるでしょう。

会場で味わえるドイツビールは11種類。本場ドイツから樽で仕入れた生ビール(「レーベンブロイ」のみ国内ライセンス生産)です。また、ソーセージをはじめとした美味しいドイツ料理もご用意しています。モニターに表示される価格の動きをゲーム感覚で楽しみながら、ドイツビールと料理をご堪能ください。


説明にある通り、注文している間に値が上がっても得をした気分になれるかどうかには疑問符が頭に浮かんでくるが、「人気が集まれば値がつり上がり、人気が少なければ値が下がる」という需要と供給の経済的法則が直に体験できる。

テーブルに置かれているメニューの中でビールの価格部分は空欄のまま。店内に設置してある価格表示モニターが、リアルタイムに変動するビール市場相場を反映している。

信用取引とか空売りが無いのが残念だが(当たり前だ)、「株価の上下変動とはこのような仕組みになっているのか」とまさに体感できる場として、話のネタになるに違いない。グループで来店して同じビールを買いしめて仕手戦を繰り広げたりというお遊びもできるだろう。

ストップ高・ストップ安などの制限があるかどうかは不明だが、購入したビールの売却はできないので、あらかじめご了承あれ。

このイベントは11月23日まで開催されているとのこと。アクセスなどは上記の公式サイトを参照してほしい。投資仲間とネタ作りに顔を出してみるのはどうだろうか。

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