飲むタイプの育毛剤輸入承認、年内にも発売へ
2005年10月12日 08:10
[このリンク先はすでにページが削除されています]などが報じたところによれば、【万有製薬】は10月11日、医師の処方箋を必要とする国内初の「飲むタイプ」の育毛剤の輸入承認を厚生労働省から取得したと発表した(【ニュースリリース「男性型脱毛症用薬『プロペシア(R)錠0.2mg/1mg』輸入承認取得のお知らせ 」、PDF】 )。11月後半にも発売されるという。保険適用外なので病院での診察料、薬代は全額を患者が負担することになる。リリースでは1錠あたり250円(税別)と設定したとのこと。
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今回承認を得たのは、万有製薬の親会社であるメルクが60カ国以上で発売している、男性専用の脱毛症治療薬「プロペシア錠」。0.2mgと1.0mgがある。基本的に1日1回内服することで、男性型脱毛症(AGA)の主な原因物質の産出を抑え、効果を発揮するという。
国内臨床試験では1年間の投与で54から58%の改善、海外臨床試験では5年間で90%の進行抑止あるいは改善効果が見られたとのこと。
なお万有製薬ではAGAのサイトを公開(【http://aga-news.jp/】)、AGAに関する各種情報を定期的に配信していく。
リリースによれば同錠による国内承認時における副作用発現率は4.0%(276例中11例)としている。具体的にどのような症状かは記載されていないが、すでに同錠は個人輸入などによってかなりの数が使用されているおり、調べた限りでは精力減退などが見られるようである。
頭髪に悩んでいる男性諸氏には朗報だろう。なお同錠は男性限定で、女性の使用は厳禁であることに注意されたい。
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