【更新】チャーハンとピラフの違い、分かる?
2005年10月02日 09:47
お手軽な料理の一つとして知らぬ人はいないであろう「焼き飯」「チャーハン」「ピラフ」。だが、それらについて明確な違いを説明できる人は多くはないだろう。[YOMIURI ONLINE]によれば、日本ではそれらが混合されることが多いものの、特に「ピラフ」と「チャーハン」についてはルーツに違いがあるとのこと。
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そもそも「チャーハン」とは「ご飯を細かく切った具と共に炒めた中華料理」であり、ピラフは「中東や東地中海地方に源を発する米飯料理であり、米をバターで炒めてから炊き上げるもの。トルコ語の『ピラウ』がヨーロッパに広まりフランス語の『ピラフ』になった」という。また、トルコでは「ピラフ」とは「白いご飯が炊き上がったところに炒めた具を入れる、煮込みや肉料理のつけ合わせ」とのこと。元祖も作り方もまったく別なもののわけだ。これらのエピソードをはじめ、記事上ではチャーハンやピラフに関する様々なエピソードが書かれていて、なかなかためになる。
……で、「焼き飯」についてはどこに? 一切言及されていないので調べてみたが、どうやら「焼き飯」はほぼイコール「チャーハン」とのこと。ただし、「おにぎりを火にあぶって焦がしたもの」を指す場合もある。
話を読んでいるうちに、食べたくなってくるのが人の性(さが)。中華料理店やラーメン屋で出される独特の風味を持つチャーハンや、ビストロで出される美味しいピラフを自宅で気軽に作れるようになれるといいのだが、やはり難しいものだ。
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