カブドットコム証券、「スーパーループトレード」サービス開始延期
2005年10月02日 07:56
カブドットコム証券は9月30日、9月末からスタートするとしていた新サービス「スーパーループトレード」について、仕様・ルールに変更すべき点が発見されたためにサービスを延期すると発表した(【発表リリース】)。新しいサービス開始時期は今のところ未定。決まり次第改めて発表するという。
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「スーパーループトレード」とは、「一日の取引の中で決済必要額が最小となるよう、約定の都度、自動的に銘柄乗換順序を並び換えることにより、効率的で利便性の高いお取引および決済を実現する」もの。リアルタイムに処理されるとすれば非常に画期的なものではあったが、開始直前の延期発表ということから、実証実験の段階で、あるいは仕組みそのものに問題が生じたのかもしれない。
なお同社は先日、11月1日から現物株式とプチ株(ミニ株のようなものだが、1/10ではなく1株単位で取引可能)の委託手数料値下げを発表している(【発表リリース】)。ネット証券各社の手数料値下げやサービス充実の競争はますます激化しそうである。
願わくば機能充実を先行してシステム安定度への傾注がおろそかにならないことを。
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