「傷がつきやすい」とiPod nanoで訴訟。まずは自己対策をしてみよう
2005年10月24日 23:59
【IT Media】などで報じられている通り、アメリカでiPod nanoが傷がつきやすく画面が見辛くなるとして損害賠償請求の訴訟が起きている。曰く、以前のiPodにあったような十分な樹脂の保護がnanoでは小型化のために施されておらず、強度が不十分になったとのこと。
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この裁判の行く末や、訴訟に対してApple側がどのように改善策を模索していくのかは今後の動向を見守るしかないが、確かにnanoが傷つきやすいという話はよく耳にするし目にもする。液晶ディスプレイの画素欠陥のように「性質上仕方ないよね」で済めばいいのだが、やはり自分の愛機が傷つくようすを見ると、そうも言ってられない。かといって「箱入り娘」のように真空パックに厳重に梱包し外に持ち歩かないというのでは本末転倒。「真のファン、マニアなら使用するために一つ、永久保存するために一つ、閲覧するために一つ、合計三つ買うのだ!」という無茶なことを要求するわけにもいかない。
そこで、Amazon.co.jpでnano向けの保護シート関連をいくつか当ってみた。参考になれば幸いである。
まずは『NP-01 iPod nano クリスタルフィルムカバーセット』。説明によれば「iPod nano用の3Dホイールフィルム、フロントカバー、リアカバーのがそれぞれ一枚ずつ入った三点セットです。いつまでもiPod nanoを美しい状態で使うための必需品です」とある。値段も手ごろでホイール操作も良好だが、熱に弱い点がやや難点らしい。
続いて『SANWA SUPPLY PDA-EDF1 液晶保護フィルム(フリーカット)』。先の「クリスタルフィルムカバーセット」よりさらにお買い得なのだが、自分でサイズに合わせて切り貼りをする必要がある。とはいえ他の液晶商品にも使えるから、一つ用意しておいても良いかもしれない。
最後に、「ケースもまとめて用意したい」というのなら『DC-PCNC/B iPod nano用キャリングセット ブラック』がベストだろう。シリコン製のケースと保護シール(表面用と裏面用の計2枚)、ネックストラップ、ベルトループ装着用のカラビナがセットで用意されている。
「備えよ常に」ではないが、まずは自分の手の届く範囲でできることから手立てを考える。愛機と末永く時を共にするのなら、それくらいの労苦は必要だろう。
(最終更新:2013/09/20)
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