安物買いの銭失いにならないように、でもつい目が。Amazon.co.jpサイトを見ながら

2005年10月14日 12:01

週末セールイメージ以前は資料の本を探しながら必要とあらばちょくちょくオーダーを入れていたAmazon.co.jpのサイト。最近は資料そのものをネットで探して完結することが多くなったので本をネット経由で買うことも少なくなったが、先日「アマゾンで時々鼻血が出るほど安値でアイテムが販売されることがある」という話を聞き、色々チェックをしてみた。トップページ右側の告知コラム部分はアクセスするたびにいくつかの告知パターンからランダムで選ばれた宣伝が表示されるのだが、しばしば気になるキーワードが目に付く。

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実際にクリックしてみると、ノートパソコンや家電商品、デジタルカメラなどのお買い得セールの特集ページへの窓口だったりすることが多い。新製品がずらりと並べられているもののそれほど値引きされているわけでもなく「これなら量販店で探して買った方が安い」と失望させられることもしばし。

だがたまに、「なんじゃこりゃ」という値引き商品がある。最近目に留まったのは、デジカメや空気清浄機。いずれも定価の半額以下。ユーザーのコメントを見ても、別に性能が悪いなどの悪評があるわけではない。ではなんで、と思いよく調べてみると、安い理由が分かった。

とんでもない値引きがされているものは、俗に言う「型落ち」の商品の場合が多い。そのシリーズの新製品が発売されて皆がそちらに注目してしまい、一世代や二世代前の商品は在庫処分をしなければならない。だから相当な値引きをしてでも売り切る必要があるわけだ(在庫はそれだけでも経費を発生させてしまう)。

「型落ち」の商品に何か不具合があるわけではない。さらに商品の流通寿命が短い昨今、わずか半年前のものが一世代はおろか二世代前のものとして扱われねばならない場合もある。機能と自分にとっての必要性をよく検討し、「衝動買い」ではなく、「良い買い物をしたな」と後で言えるようなものであるのなら、買ってもいいかな、と思っている。

とはいえ、自分の物欲を満足させるような商品というのは、なかなか「お買い得価格」にならないのも事実。世の中そう甘くはない、ということか(苦笑)。


(最終更新:2013/09/20)

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