生命保険をより「効率的」に。4割が見直しを検討中

2005年10月24日 06:20

保険イメージ【NIKKEI NeT】によると、現在生命保険に加入している人の4割近くが、自分の保険の見直しを考えていることが明らかになった。見直しの理由としては「保険料を安くしたい」が56.0%でダントツの一位、続いて「新たな保険を追加したい」が36.3%。三位の「保険金額を引き下げたい」も実質的には一位と同じ意味合いを持つから、コストを検討しなおしたい人が8割を超すことが分かる。

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現在生命保険に加入している人は91.4%に及び、具体的には「医療保険」「ガン保険、三大疾病保障保険」「終身保険」の割合が多い。規制緩和により最近は外資系の民間生命保険会社が(数、CMなどに代表される露出共に)増えてきてはいるが、国内系生命保険に加入している人は、外資系のそれの倍以上を占めるという結果も出ている。

また、気になる月当たりの平均保険料は2.4万円、平均保険金額は2,870万円。他にも、30代は他の年代層に比べるとインターネットによる加入の割合が多いという興味深い結果も得られている。

過度の保険加入はどぶに金を捨てるようなものだが、収支のバランスを考えた上で適切な保険にはできるだけ早いうちに入っていた方がよい。万が一保険を必要になるような事態になったとき、満足な保証を得られずに痛い目に会うのは自分自身である。そしてもしもそのような事態にならなかった時でも、それはそれで自分が健康であったことをありがたく思えるのだから、(適額ならば)保険料など安心料と考えれば安いものだ。

実際に入院・闘病を経て保険の必要性をまざまざと感じている本人がいうのだから間違いない。

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