楽天(4755)、TBS(9401)の株式15.46%保有と共同持株会社化を通じた統合の申し入れを発表
2005年10月13日 17:54
[このリンク先はすでにページが削除されています])。17時から記者会見が行われ、その中で具体的な話も提示された。
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リリースの中で楽天側は提案の主旨について
● 当社は、9月29日の井上弘代表取締役社長様との面談などの機会において、東京放送と当社との事業面での協力の可能性をお伺いして参りました。当社は、東京放送と強力な企業連合を築くことにより、東京放送と共にグローバル市場においても勝ち抜いていくことが可能なメディア・グループのリーディングカンパニーとなることを希求し、この度の提案をさせて頂きました。
● 東京放送と当社の事業面での連携が実現されれば、東京放送の放送事業者としての社会的責任及び公共的使命を損なうことなく、むしろ、これまで以上に効果的に果たされることを可能とし、東京放送の株主、視聴者、リスナー、広告主をはじめとするお客様、お取引先、従業員の皆様を含むあらゆるステーク・ホルダーの皆様にとっての価値を飛躍的に向上させることができるものと考えます。
としている。
楽天の三木谷社長は、最近問題になっている「DVDレコーダーの普及によるCM飛ばし(とそれによるCM効果の低下)」問題にも触れ、ネットコンテンツとテレビCMを組み合わせることで、CMの効果向上や広告料収入のアップが図れるのではないかというプランを提示。民放大手とネット企業大手が手を組むことによるメリットの大きさの一例を具体的に表した。
なお、今朝楽天と並んで報じられた、村上世彰氏氏率いるM&Aコンサルティングの投資ファンド、通称『村上ファンド(www.maconsulting.co.jp)』の保有比率については明日明らかになるもよう。本日の段階では発表は無かった。
現在TBS側のリアクションは発表されていない。
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