携帯による通販利用が急成長。前年度比46%増
2005年10月20日 04:46
[このリンク先はすでにページが削除されています]によると、日本経済新聞社調査の結果、2004年度の携帯電話による通販の売上高は前年度比で46.6%の増加となった。時間・場所を問わない便利さが、特に20から30代の女性などに支持されたもようだ。
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調査結果は2005年7月までの1年間に決算期を迎えた通販会社などの業績を集計して分析したもの。カタログ通販など他媒体を含めた全体の売上は5.1%増加の約1.7兆円。このうち2割近くをネット通販が占め、うち1割が携帯経由での買い物だったという。
ネット上の情報では細部までの調査結果は表記されていないのが残念だが、携帯電話によるネット利用が通販の上でも広範囲に広がりつつあることを示す一例といえるだろう。
普段何気なくパソコンからインターネットをアクセスしている人には不思議かもしれないが、携帯電話でメールのやり取りやネットアクセスを完結し、パソコンからはほとんど(あるいはまったく)ネットへのアクセスを行わない人は案外多い。彼ら・彼女らにしてみれば、携帯上から閲覧する世界が、インターネット上の世界のすべてであり、ベースとなるエリアに他ならない。それがごく当たり前、常識として認知されている。
通販サイト一つを例にしても、パソコン上の操作と比べれば多少は難儀する面もあるだろうが、携帯のみのユーザーにしてみればそれで十分なのである。
QRコードや赤外線通信、お財布ケータイ機能などとも合わせ、「携帯だけしか使わないユーザー」への配慮も十分に考えた上で、ウェブ運営を検討する必要があるのは間違いない。
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