ゲーム内広告は3Dアニメが静止型より倍効果的との調査結果

2005年10月10日 19:26

London Taxiイメージ【IT Pro】によれば、ゲーム内広告を手がけるイスラエルの会社(Double Fusion)の調査結果として、ゲーム内広告が消費者の購入決定やブランド名を覚えさせることに大きく影響していることが明らかになった。さらに3Dアニメによる広告は、静止型の広告と比べると倍の効果があったという。

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具体的な調査方法は、ダウンロード版の【『London Taxi』】において、さまざまなタイプの広告を挿入し、効果を比較するというもの。記事では調査会社の意見として「ゲーム内広告は、全業界のブランド・マネージャが検討すべき媒体であり、特に18~34歳の男性消費者に製品をアピールしたい場合は有効である。たとえ新しいブランドでも、ゲーム内の広告では大きな影響を与える可能性があることが分かった」としている。

DVDレコーダーの普及により、俗に言うTVCMの「CM飛ばし」が広告代理店・クライアント両社の間で問題になっている昨今。(テレビに注力する時間が割かれてしまうため)テレビやネットを毛嫌いするだけでなく、ゲームをはじめとするパソコン・ネットメディアを有効に「活用する」先進的な考えを持つ企業やグループが日本にも現れても良いのではないだろうか。

実際、ゲームの内容や性質にもよるが、日本のゲームでもこの手法は容易に導入出来るだろうし、少なからぬ効果があるはずだ。もちろんゲームの世界観を壊すような広告の導入など、「やりすぎ」は逆効果だが。

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