特許庁では以前からISDN回線を用いての出願も受理しているが、開設当時はともかく現行ではあまり使われなくなっているのが実情。リリースによれば今回開始されたインターネットにより可能となる手続きは「特許、実用新案、意匠及び商標の出願関連手続、審判手続及び特許協力条約に基づく国内段階の出願関連手続」とのことである(国際特許出願に関するサービスは来年を目処に行う)。

一般受付と違い、大量の出願を高速に出願出来、しかも手間を大幅に削減可能とあらば、「特許」というものに対するハードルはかなり低くなったと見て良いだろう。あとは、インターネットからの出願に関するアドバイスやHowToを優しく丁寧に教えてくれるサイトが登場するのを待つばかりである。