電子書籍、45億円市場に。ケータイ読書が急増
2005年09月28日 17:39
[このリンク先(asahi)はすでにページが削除されています]が報じたところによれば、電子書籍の昨年度における市場規模は推定で、前年度比2.5倍、約45億円にまで成長していると、インプレス発行の「電子書籍ビジネス調査報告書2005」がまとめている。特にネット接続可能な携帯電話への書籍は前年度の1億円未満から12億円へと、急激な伸びを示している。
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当書における「電子書籍」の定義は「パソコンや携帯電話でダウンロードして購入するもの」。特に携帯向けの伸びが著しいのは、携帯そのものの性能の向上と、通信料金定額制の普及が要因として大きいようだ。パソコンやPDA向けが伸び悩んでいる一方のこの状況を見るに、携帯向け「電子書籍」は今後も注目を集める市場となりそうである。
もちろん、ただテキストを垂れ流すようなベタ移植ではなく、携帯の向き不向き、携帯ならではの特性を活かしたコンテンツを作成・提供しなければ、ユーザーに見向きもされないことは言うまでもない。ユーザーニーズにマッチしたタイトルのチョイスと共に、送り手側の「工夫」が求められることだろう。
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